夢が叶った瞬間。

 

正直、6月から、とんでもない早さで7月14日がきた。みんなと行った一都六県。近いところだけ、行けるところだけ、無理しないで、行けたらいいな、ぐらいに思ってた。交通費も時間もかかる。40分ほどのライブのために、3時間電車に乗る。でも、それでも、今の彼らを見逃したくなかった。どんどんパフォーマンスの質が上がって、どんどん良くなるライブに胸が高鳴った。今日より明日、明日より未来。その全てを私は逃したくなくて、早番で仕事を終えて電車に飛び乗ってダッシュした。終電が早すぎて時計とにらめっこしながら特典会に並んだ。多少の無理は平気だった。

 

そうやってただひたすら各地を駆け回っていたらあっという間に7月14日がきた。当日、何度も何度も「ほんとに今日なの?」と繰り返していたのは、発表されてからあっという間すぎたから。”駆け抜けた”という言葉がぴったりだった。Zeppの前に着いて、物販に並んでいても、よっしーさんを見ても、わかめさんを見ても、実感がなくて、夢を見ているような気分だった。楽しみで、楽しみすぎて、なんだかよく分からなかった。

並んでる間に繰り返し繰り返し何度も1曲だけをリピート再生していた。まさか1曲目だとは思わなかった。カチ、カチ、という時計の音。優しい透き通るような4色の声。ぽちぽちと申し訳なさそうに降っていた雨も開演前にはやんでいた。Zeppの前に二丁魁のために、二丁魁を見るために集まった人達を見て涙が出そうで、まだ早いと堪えた。

 

【一緒に叶えたこの景色は忘れないから】

 

私は知っている。

6月29日の最後の対バン、出番がトリで、後ろに下がる男性に「二丁魁見ていってください!お願いします!」と声を出すおなカマを。

フライヤーをファイルに入れて持ち歩くおなカマを。

ポスター拡散計画で、電話が苦手なのに電話でアポをとってお店に持っていったおなカマを。

チケットのQRコードを背負って歩くおなカマを。

 

後ろから見えた愛の景色は私だけのもので、私にしか知らない。結構現場に足を運んでいても私には分からない顔、男性、たくさんいた。たくさん、人がいた。たくさん、おなカマがいた。フロアは愛で満たされてた。

 

私は知らない。

こんなに愛の詰まった現場を。Zeppの広い箱が、広いと感じていたステージが、全部、愛のかたまりだった。

【愛はここにあるよ】

【人を愛するよ】

【愛は気がつけば  ほらここにあるから】

2000人も人がいたら、私、絶対寂しいと思って泣くと思ってた。だってアイソは、200人くらいしか入らなくて、アイソでも踊れるくらいのとき、あった。私は知ってるもん。柵がなくて、ステージとフロアに境目がなくて、ステージも低くて、手を伸ばしたらミラーボールに手が当たって。特典会のための個室みたいなのがあって、長いソファがあって、小さなテーブルがあって、カーテンを開けたら超いい匂いがして。

 

2000人。ほんとにすごいや。ほんとに。2000って指じゃ数えられないよ。それはそう。

 

【誰かに貰った物や記念品 思い出にそっと蓋を閉める】

30曲の中には私が初めて聴いた曲、初めてのライブで聴いた曲、歌詞が印象深い曲、振り付けがかわいいと思った曲、どれも大切な思い出が詰まってて、全部に思い入れがある。何度聴いても新鮮な気持ちで、飽きることなんてなくて、聴きたくなるのは二丁魁の曲なんだ。

全曲フルなんて本当に夢みたいで。前にね、アイソで誰かに「私いつか全曲ライブが見たいの。くじで全曲出るまで帰れないやつ。でもそういうのじゃなくていいから、全曲ライブしてほしいの。」って言ったことがあるんだ。でもね、その人は「体力的にも出来なさそうだよね〜〜」って、現実的に考えたら私も「そうだよね〜」としか返せなかった。だから、さあ。ね。すごいね。すごかったなあ。

そう!夢といえば、ボク嫁で銀テが飛びましたよ!!すげい!!ほんとにびっくりしたなぁ。だからもうボク嫁聴くとさ〜〜「まだ (パアアアアン!)」って脳内で銀テ飛ぶんだよね。もうこれ一生飛びます。私のところには銀テ届かなかったけど拾った〜〜赤しか拾えかなかったけど〜〜〜赤しか落ちてなかったんだもん(なんで?)

 

【あなたの夢は?】

そう聞かれて何も思いつかなかった。だって就職してさ、それなりに生活出来て、もう、何も追うものがなくなってしまったんだもの。学生の頃はそれなりに、「優勝します!」とか「全県出場!」とか、「テストで80点以上!」とか、あったよ。目標たててそれに向けて頑張ってた、と思う。けどさ、それがなくなって、「あなたの夢は?」って聞かれたら、「夢?なにそれ美味しいの?」って感じだった。でも、今はね、ミキティーさんの夢が私の夢になりつつ、ある。銀テが飛ぶのだってそう。もっと大きくなることだってそう。私はミキティーさんとずっと一緒にいて、ミキティーさんを一生幸せにすることが、夢。

 

重〜〜〜〜〜!!!!()

 

 

はやく笑顔のミキティーさんに会いたいです。ミキティーさんのことが今日も大好きでした。

最近自分が接触厨なんじゃないかって悩むことあります。なぜかというと私ついったーに接触のレポしか書かないから。チェキを載せるのもそう。ライブのレポが書けないのもそう。でも私ライブ中にそんな評価者みたいな言葉ぜんぜん思い浮かばなくて、(よかった!)しか言えないし、(楽しかった!)しかなくて、「この曲のここでこういう顔してこういうところがすごい良かった」っていうのはライブ終わって1時間から2時間くらい後にならないと思いつかなくて。ちゃんと見てるしすごい、見てるのにね〜私にはダメだった。向いてないんだな〜って思った。

私はステージの上のミキティーさんも好きだし、私だけに向ける顔も好きだし、私をぎゅってする腕も体も脚も全部好きだわ!!そう!!ミキティーさん!!ミキティーさんがだいすき!!いえーーい!!

 

だから私は誰になんて言われたっていいです。大好きも会いたいも、全部私の気持ちだし、全部私だし、、私は私!!いえーーい!!

 

だんだん意味不明になってきたので終わります。

 

今日もどこかで笑っていて。